もともと文系の大学を出て、銀行の営業をしてましたが、ノルマや人間関係が自分には合っておらず、 コツコツ作業するのが向いていて、適性診断でも製造業が合っていると結果がでたというのもあり 株式会社トーホーに就職しました。
最初はプログラミングも刃物も何もわからない状態ですので、３日間研修に行きプログラミングの基礎を学びました。もちろんそれで100%マスターできることもないので、工場長や先輩に聞きながら、細かな部分を学びます。職場の人間関係がよいので、丁寧に指導をしていただきました。
作業中はだいたい１人で、朝のうちに段取り、プログラミング、刃物の調整などを済ませ、昼前後から、微調整をしつつ作業を開始し、休憩時間に社員同士で談笑したりもします。残業もほとんどなく、仕事内容が嫌いじゃないので、身体的にも精神的にもきついことはないです。納期が大変なときもありますが、自分の工夫次第で、工程を短縮できたりできるので、やりがいがあります。
わかることが次第に増えていき、丸一日かかる作業が半日になったり。１年もしないうちに新人ではなく、一人前として評価されるようになりました。

地元で働くために関東から帰省し、前職も営業をしていたこともありハローワークからの紹介を受けました。尾道での面接は１社目ではありましたが、事務所の雰囲気など、明るい社風に惹かれ就職しました。はじめは、営業をするにも製品の特徴を知っていなければ、お客さまに対して商品の良さを伝えることができないと思い、希望を出して、２ヶ月は製造職を行わせていただきました。その後は、上司付き添いのもと挨拶回りなどをしました。
主な仕事は、お客様のニーズに合わせて、 金額、納期、品質を調整することです。新規のお客様の希望に応えられるようにするのはもちろん、既存のお客様との信頼も大切です。いいものは世の中にたくさんありますが、モノがない状態がもっとも致命的です。時には注文があってからでは遅い場合もありますので、注文が確定する前に製造を始めることもあります。そのあたりは営業の裁量となります。営業のやり方については、ノウハウを教えてもらえますが、営業にとってなにより大切なのは、その人その人の個性となります。なので、上司から決まった方法を強制させることもなく、 自分のスタイルを尊重してもらえます。 もちろんミスがあったときなどはフォローもしていただけます。また、自分は思ったことをずばっと言う性格ですが、その意見も上司が受け止めてくれる、言いやすい環境があると思います。仕事ですので、当然大変なときもあります。しかし、大変だと思うときこそ、やりがいを感じますし、大変だと思うときこそ、仕事を楽しく感じます。それは、仕事を押し付けられるのではなく、自分のスタイルが尊重してもらえ、職場内で支え合える環境があるからこそ、そう感じれるのだと思います。体が健康で、フットワークが軽い、約束を守れるなどもありますが、優しいでも、まじめでも、営業には自分の個性を活かせる方に 来ていただければ嬉しいです。